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組合員活動
 練り製品(ちくわ・かまぼこ) 
(島根県:(有)別所蒲鉾店)
お付き合いの始まりは

 当初、都市生活の練り製品は、エスコープ大阪(当時の泉北生協)が開発したものを紹介してもらいスタートしました。カネテツデリカフーズのちくは、かまぼこ、ごぼ天、ひら天などです。当初は地魚も使用していましたが、後に仕入れた無リンのすり身(外国産)になりました。その後、1997年11月からは、菜種油の影山さんの紹介で、同じ出雲の別所蒲鉾の取り扱いが始まりました。はじめはひら天4種類のみでしたが、地魚を使用した山陰の特色ある練り製品として組合員の利用が進み、交流が始まりました。
 カネテツのかまぼこ類は、地元神戸(六甲アイランド)で作られ貴重なものでしたが、その後小ロットの無リン製品は製造できなくなり、取り扱いが中止されました。かまぼことちくわは別所蒲鉾に同使用で製造依頼し、2000年9月から取り扱いが始まりました。このときより、練り製品の生産者は別所蒲鉾だけになりました。

ちくわ製造風景画像
焼きあがる寸前のちくわは大きく脹らんでいます


苦労したかまぼことちくわの製造
 かまぼこ、ちくわwカネテツと同様の仕様で作ってもらうことは、大変なことでした。出雲の地魚を加工したすり身のみで製造していたところへ、味、価格の理由でスケトウダラのすり身(無リン・国内産)を混ぜて使うことになったからです。
飾りかまぼこ実演画像
あいたくて都市生活で飾り蒲鉾実演をする竹並さん

味がうまく出ず何度も何度も試作を繰り返し、組合員もその都度試食し、やっと納得のいくものに仕上がりました。
 カネテツから別所蒲鉾に変り、すり身は地魚(生産者の竹並さんは「前浜の魚」といわれます)を使い(一部国産無リンすり身使用)、揚げ油は影山製油所の国産菜種油を使うことで、より安心して利用できるものになりました。1996年から遺伝子組み換えの可能性のある油が出回るようになりましたがその心配もありません。

新しい消費材開発と活発な交流
 都市生活の消費材作りは、生産者の横のつながりで進むことが多いのが特徴ですが、竹並さんは、原材料の野菜など積極的に都市生活の生産者のものを使うことを考えておられます。揚げ油は影山さんの菜種油、たまねぎ天のたまねぎは愛農会のものなどがあげられます。すり身を薄く切って揚げたスナック菓子「さかなへん」も、子供のおやつに安心安全と言うことで製品化されました。最近では新しい感覚の練り製品として「ごぼうスティック」を開発され、人気を呼んでいます。  また、出雲という阪神間からは遠いところですが、竹並さんは「あいたくて」をはじめ、支部・委員会の学集会に何度となく来てくださり、三田北神戸支部や理事研修で出雲の地へもたくさんの組合員が訪れて交流を深めています。あいたくてでアツアツの天ぷらをほおばった人も多いのではないでしょうか。
<機関紙「都市生活」2006年10月16日発行 第150号から転載>
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