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組合員活動
 日本酒・酒粕 
(丹波市市島町:山名酒造)
伝統の酒造りとであって10年

 山名さんのお酒は、江戸享保元年(1716年)創業以来の伝統的酒造りを基本とした醸造方法で造っています。10年前、それまで取り扱っていた生産者の酒粕にトラブルにが発生し、たまごの生産者である細見さんの紹介で山名酒造と出会いました。その当時、都市生活は「酒類販売免許」を持っていなかったため、96年12月がら「酒粕」の供給が始まりました。その後名谷センターで「酒類販売免許」が取得できたので、97年8月「純米吟醸ささ澄み」からお酒の供給も始まりました。
 市販の「酒粕」は、醸造用アルコールを使用した酒のものが多く、粕のカスまで搾りきっているので硬く水分もほとんど抜けていますが、山名酒造の「酒粕」は数少ない純米酒のもろみを伝統的な槽(ふね)と呼ばれる搾り器でゆるやかに搾るため、しっとりとしていて本来の美味しさを味わうことができます。

作業風景
槽(左の機械)で搾るのに使う布も人の手で丁寧に扱う


オリジナル、そしてRびんの取り組み

 98年2月には、たまごの生産者細見さんが丹精込めて作った酒米「五百万石」だけで仕込んだ純米吟醸酒「細見米」を、一樽仕込んでいただき、まずは火入れをしない「しぼりたて(生酒)」を供給しました。麹米・掛米ともに同じ生産者に限定して酒造りをすることは珍しいことです。酒造りには「1こうじ、2もと、3造り」と言われ、よい酒造りのためには良い「もろみ造り」がかかせません。原料のすべてが明らかな大変貴重なお酒です。
十一代当主の山名さん  また、酒のびんというとイメージを大切にするため独特ものが多いなか、環境への意識を第一として生協限定品として、2001年6月に全国に先駆けて日本酒の「統一Rびん」を開発しました。お酒を楽しんだあとは、洗って生協に返してくださいね。


組合員と交流
 山名酒造は、兵庫県丹波市市島町にあり、支部の生産者訪問バスツアーなどでたくさんの組合員が訪れ、交流を深めています。また「山名酒造ファンクラブ」もあり、ファンクラブ員が活発に交流しています。
顔の見える地元丹波の酒米農家と共に、環境と安全の問題に気を配りながら伝統をしっかり受け継ぐ山名さんのお酒を心ゆくまで味わいたいものです。

桶を覗く子供画像
特別に仕込んだお酒の発酵の様子を見せてもらう
未来の酒豪???
<機関紙「都市生活」2006年11月20日発行 第151号から転載>
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