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 レンコンほか 
(水の子会)
水の子会との出会い

 15年前、熊本県八代に海や川の汚染について真剣に考えながら「レンコン」を作り続けている生産者がいると耳にしたことから、水の子会の村上茂則さんと出会いました。「水俣の教訓を次世代に伝えていかなければならない」と村上さんは水の子会への入会条件に「石けんを使って生活していること」をあげています。
「忘れがちな水の恩恵を認識し、大切にしていこう」という水の子会の名前の由来が、今でも生きています。生産者訪問した時も、村上さんを中心に会員の人たちは研究熱心に農産物の作り方・味わい方などお互いに激論を交わしていました。

水の子会の村上さん画像 組合員との交流を大切にしてくださって、組合員が望めばいつでも熊本から来てくださります。時には奥様もご一緒にいらしてお料理も教えていただいたこともあります。5年前から「田舎生活の経験がない組合員の子供さんに、八代で経験させてあげたい!」と申し出下さり、夏休みに親から離れて行う体験ツアーは今までに約50人の子供がお世話になっています。
 レンコンの1年は3月に始まります。3月末〜4月にかけて、代掻きしたレンコン畑に種レンコンを植え付けると、茎が出、葉が出て6月〜7月には花が咲きます。レンコンの花は早朝咲く時にポーンと音がするそうです。(お盆の時に花屋さんで見かけるハスの花と同じです)8月の末になるといよいよ収穫が始まります。

体験ツアーのクライマックス!
水着で行うレンコン掘り


この時期に体験ツアーを行い、その年の初掘りを手伝います。子供たちは自分で掘ったレンコンを村上さんの奥さんに料理していただいて、舌鼓を打っています。3月中ごろまで収穫は続きます。胸まであるゴムのズボンをはいて池のような畑にできたレンコンを掘る作業は、寒くなると大変な作業です。


い草のよさも伝えたい
 水の子会とはレンコンでお付き合いが始まりましたが、今では人参、ゴボウ、玉ねぎ、トマト、い草商品と広がっています。現在ではい草の産地は熊本県しか残っていなくて、国産い草は存亡の危機にあります。中国産に押されて国産の畳(い草)の生産者はわずかになっています。
 い草は室内の有害物質(ホルムアルデヒド等)を吸着し続けるという空気浄化機能が、科学的にも実証されています。村上さんはこのい草から畳表を作る時に出るい草の端材を利用して、い草の入った紙も研究し製品にされました。数年前の「あいたくて都市生活」でふすま貼りの実演も行いました。村上さんからい草にまつわるお話を聞いた組合員から「八代の畳表を使いたい!」という希望を受けて、都市生活でも近々畳表を扱えるようになります!
<機関紙「都市生活」2006年12月11日発行 第152号から転載>
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