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組合員活動
 日本茶 
(三重県度会郡:わたらい茶協同村)
洗わないでのみお茶だからこそ無農薬

 わたらい茶の生産地、三重県度会(わたらい)町はお茶栽培に適した土地で、古くから町の基幹産業としてお茶が作られてきました。茶栽培に農薬や化学肥料が多量に使用されていた頃、自分たちが飲んでいる井戸水に亜硝酸窒素が含まれていることが判明しました

わたらい茶の生産者の皆さん画像
茶畑に立つ、わたらい茶協同村のみなさん

そこで「自分たちの飲み水を守る」や「洗わないで飲むお茶に農薬はおかしい」ということに気が付き、堆肥を作る共同作業や栽培方法について学習会を重ね、1975年化学肥料・農薬をしないことを目的に「わたらい茶生産グループ」が設立されました。年毎に賛同者が増え100名以上の生産者となり、1997年にグループ内の9名が独立して「わたらい茶協同村」を設立しました。

基本は「土」そして「自然との共存」
 わたらい茶は、土作りから栽培、荒茶、仕上げ加工、袋詰めまで生産者が一環管理を行う安心・安全で生産過程がすべて明らかなお茶です。茶葉は無農薬・無化学肥料の有機栽培です。
98年取り扱いの「だんらん」画像
98年、最初にカタログに登場した「だんらん」

お茶作りに大切な豊かな土作りのために協同の堆肥場では、鶏糞、しめじの残土、魚のアラ、菜種粕をショベルカーで混ぜながら6ヶ月かけて発酵させた独自の堆肥を作っています。

組合員が名付け親のお茶
 顔の見える関係を一歩前進させて、「私たちのお茶」と、組合員自身が試飲を繰り返し、わたらい茶協同村のお茶の名前をつけました。多くの応募作品の中から見事選ばれたのが上煎茶「もえぎ」、煎茶「やすらぎ」、徳用煎茶「だんらん」です。生活クラブ都市生活ならではの消費材です。

夏の一泊旅行
 震災前は生産地わたらい茶を毎年訪問していました。お茶の植えてある風景は心を和ませ、澄みきった宮川での水遊びは子供たちの笑い声と簡単を呼び起こしたものでしょう。今後の活動として「わたらい茶協同村」の訪問を実現できるようにしたいと思います。2002年青年4人が農業生産者法人を設立しグループの後継者として頑張っていますので、話し合える良い機会が持てると思います。
<機関紙「都市生活」2007年2月19日発行 第154号から転載>
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