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組合員活動
 農産物・野菜セット 
(神戸市西区:愛菜会)
 淡路島の契約野菜で始まった契約野菜(組合員の希望で無農薬・有機栽培の野菜)カゴは、希望する組合員が増えたことによって足りなくなり、名谷センター管内で愛菜会との取り組みが始まりました。

 愛菜会は1986年に神戸市西農協から紹介して頂いた7人の生産者でスタートしました。当時は1カゴに4家族分が入っていて、班で分け合っていました。作付け会議を年2回開き、作付けする野菜の種類や量目を、組合員も交えて話し合っていました。野菜は種をまいて収穫するまでに半年かかるということで、契約すると半年間は止めることができないというのが原則でした。やがて家族数も減り今までの量目では食べきることができないという組合員が増えてきたので、カゴの中身や金額を減らそうとアンケートをとりました。その結果、半分のミニセットが誕生し、個人でも契約野菜を利用できるようになりました。

 無農薬で野菜を作ることは、虫との闘いで、組合員も援農によく出かけていきました。地区で担当して、青虫・ヨトウ虫・カメ虫・アブラムシ等の虫取りや草引きをしました。契約野菜のことを多くの組合員に知ってもらうために、たけのこ掘りやさつまいも掘り・ジャガイモ掘りなどを計画し、年間150名近い組合員が参加し交流が深まりました。
大豆トラスト

 遺伝子組み換え大豆が海外で作付けされるようになり、遺伝子組み換え作物について生産者と組合員が共に考えようと、休耕田を利用し、愛菜会4人の生産者(ベテランチーム)と大豆トラストに取り組みました。
 大豆を畑に直接蒔くと、ハトやカラスの被害で発芽率が悪くなるということで、大豆を家庭に持ち帰り、発芽させたものをもう一度持ち寄り畑に植えました。夏には草引き、秋には枝豆を楽しむ企画も行いました。収穫した大豆は、豆匠(豆腐の生産者)さんと吹上の集会所で豆腐を作って楽しんだり、相澤(納豆の生産者)さんが納豆を作ってくれました。また、最後の年にはたくさん収穫できたので、大徳醤油の浄慶さんに醤油を仕込んでいただいて、生協祭「あいたくて都市生活」で販売しました。4年間大豆トラストを通して、国内自給のこと、遺伝子組み換えのことを生産者と一緒に考えることができました。


大豆トラスト
<機関紙「都市生活」2006年9月18日発行 第149号から転載>
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