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 生芋こんにゃく 
(神戸市北区:大矢商店)
 先代の山垣畜産の社長の紹介で、88年の東神戸準備支部でのテスト取り組みを経て消費材となりました。大矢さんが生芋こんにゃくを作りたいと考えていた時と、都市生活が作って欲しいと依頼した時がうまく重なったとか。

広島のこんやく農家
広島のこんにゃく芋生産農家を見学

 こんにゃくの原料って何だかご存知ですか?芋なんですよ。こんにゃくいもは3年もかけて、毎年植えかえをしながら、手間をかけて作られます。取り組みをはじめた頃は広島の3人の生産者に生産をお願いしていました。

こんにゃくの苗画像前川理事長(現顧問)や林副理事長(退任)が消費担当だった頃、大矢さんと一緒に広島の生産地に見学に行ったそうです。その生産者の方々も高齢で作るのが大変ということで、今は栃木県の3生産者に在来種を作ってもらっています。なるべく薬剤を使わない減農薬栽培で取り組んでもらい、栽培履歴も明らかにしてもらっているという大矢さん。芋作りの大変さを知るためにご自分でも作られたことがあるそうで、もの作りに責任をもつ大矢さんの姿勢はさすがですね。
 こんにゃく芋の一番の産地は群馬県です。よく作られている赤城大玉などは、在来種に比べると早く大きくなり、粉末原料(こんにゃく芋を粉末にすると、こんにゃくが作りやすい)にすることが多いそうです。
市販で黒っぽく安価なこんにゃくがありますが、これはこんにゃく芋の粉末とひじきなど海藻で色づけされたもの。在来種は栽培に時間がかかり、あまり日当たりが良くてもいけない、むずかし手間のかかる品種。でもこんにゃくの本来の味や食感は在来種が勝り、3年ものがマンナンを多く含んでよいということです。だから、ほどよい食感で美味しいこんにゃくなのですね。日ごろ何気なく食べている食材も、実はとても時間と手間がかかっています。

仕込みの説明をする大矢さん
豆腐と同じく水をたくさん使うので寒い季節は大変です

 都市生活では、地理的に近いこともあり、(北区の交流田んぼから車で15分もあれば行けます)牛肉の山垣畜産さん、豆腐の豆匠さんと大矢さん訪問をセットにして、すき焼きコースと銘打ち、毎年のようにいろいろな支部からよく訪問しています。大矢さんは「見学に来てもらえると説明ができ、中身を納得してもらえるのが一番。中身をわかって食べてもらえるというのがうれしい」とおっしゃっています。今後もすき焼きコースを企画して、大矢さんに訪問させてもらえると思います。どうぞよろしく。
(大矢さんの生芋こんにゃくの入っている袋にこんにゃく芋の絵がついています。よく見てね!)
<機関紙「都市生活」2006年9月18日発行 第149号から転載>
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