都市生活TOPバナー
トップページへはじめての方へ消費材紹介ご利用ガイドカタログを見るエリアマップよくある質問




生活クラブ連合会へリンク

きらりOnlineShoping

組合員活動
 熊本県・中球磨地方の大豆との出会い 
−生産者・加工者・消費者が手を結ぶ関係に−
 日本の大豆の自給率は約5%。国産大豆を使用する加工メーカーは原料手配に苦労しています。それを知った組合員が農産物の生産者に声をかけ、水の子の上村さんから中球磨農協(当時)を紹介されました。
「大徳醤油」「豆匠」「相沢食産」の3生産者と大豆農家との出会いです。今では、大豆生産者も限定、一昨年には豆腐、納豆、醤油を持って3製品の生産者が中球磨農協の大豆生産者に会いに行きました。農家の人たちも自分たちが作る大豆がこんな消費材になっているのかと感心したそうです。

大豆生産者と3製品生産者の集合写真
大豆生産者と3製品生産者の集合写真 in 中球磨
 豆腐・あげ 
(豆匠)

 都市生活設立以前の共同購入会からのお付き合いで、当時は「一休とうふ」という名称でした。当初から、木綿豆腐、厚揚げ、うす揚げ、おから(現在は取り扱っていません)を取り扱っていて、94年からは絹こし豆腐の供給も始まりました。99年6月に「豆匠」に名称を変更、新工場に移転しています。数年前からは組合員によるファンクラブもでき、深い信頼関係を築いています。
豆匠イメージ
イメージは豆匠HP(リンク)より転載

「一丁入魂」の想いで
 大豆にこだわるだけでなく、厚揚げなどの揚げ油には影山製油所の一番絞りなたね油を使い、がんもどきの中にはきらりの消費材の野菜やダシが入っています。
また、その日の気温、湿度を感じて大豆と会話しながら、消泡剤や膨張剤を使わずに経験と技術だけで作り上げています。
 納豆 
(相沢食産)

 都市生活の消費材に初めて納豆が登場したのが92年。当初は大粒納豆だけでしたが、その後、ひき割納豆、黒豆納豆と増え、2000年には市場で主流となってきた小粒納豆もデビューし、きらりスタート時に規格を一新しました。95年の震災で当時灘区にあった工場は全壊し、現在は福崎町に移転しています。震災後は自ら被災しながらも納豆による支援をしていただきました。

「人間も地球も健康になる納豆作り」
をモットーに

 全国でも非常に珍しい有機栽培された納豆も作っています。であいの会で「大豆を作ります」と宣言されたことがあるそうで、いつか相澤さんが育てた大豆で作った納豆が食べられるかもしれません。

カップになる前はこんな紙箱入りの3段重ねでした
相沢食産HP(リンク)
 丸大豆醤油 
(大徳醤油)

大徳醤油の杉樽画像
2005年に社屋が移転し杉板張りの醸造蔵が完成
大徳醤油株式会社HP(リンク)
大徳さんとの出会い
 都市生活は当初、別メーカーの脱脂大豆の醤油を2リットル瓶で共同購入していました。「国産大豆を使用した醤油が欲しい」と宝塚支部より要望があがり、生産者探しからの醤油開発が始まりました。その時に「一緒に醤油を作ろう」と言ってくださったのが浄慶さん(大徳醤油株式会社社長)です。まず宝塚支部での実験取り組みを経て、ついに1991年7月より地元の大豆と小麦、素性の明らかな塩を使った無添加の醤油が開発となりました。

淡口醤油が欲しい
 当時の浄慶さんは「濃口醤油を水で薄めただけの醤油は醤油でない」と濃口しか生産していませんでした。しかし、当時の組合員アンケートでは最も多かったのが「淡口醤油が欲しい」。そんな組合員の強い要望から、ついに浄慶さんの思い腰が上がり、淡口醤油開発が実現しました。

そして今−都市生活の醤油は
●天然醸造・長期熟成です。発酵・熟成には
 13〜18月かけていますので風味が違います。
●乳酸菌や酵母を添加することはしていません。長い
 間蔵に住み着いている酵母が醤油を作っていきます。
●原料は大豆・小麦・塩のみ。防腐目的のアルコール
 も使用していません。
●容器はリユース瓶です。
<機関紙「都市生活」2006年6月19日発行 第146号から転載>
CO-OP TOSHISEIKATSU プライバシーサイトマップ フリーダイヤル:0120−066−621