日本ホスピス・在宅ケア研究会

 第9回全国大会IN大阪(2001年)

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開 催 概 要

開催時期

 2001年6月30日(土)・7月1日(日)の2日間

開催場所

 大阪国際会議場(2000年春オープン予定)
 大阪市北区中之島6−2−40(大阪国際貿易センター跡地)

大会テーマ(仮)

 「泣くも 笑うも ええやん」
  ―大阪で考える生と死―

 

開催趣意書(修正案)

はじめに

 今日の科学・生産技術の進歩はめざましく、成果は医療の領域にまで及んでいます。その結果、感染症などの多くの急性疾患が克服され、先進工業国ではかつてないほどの長寿が達成されました。しかし、生の延長は死の解決ではなく、一杯までもいつかは老い、病み、臨終の時をむかえます。この、生・老・病・死にまつわるさまざまな問題は医療従事者による知識や技術の提供のみでは解決できない奥深い社会的要素を含み、患者・市民の側から主体的な問題提起や参加が望まれます。
 日本ホスピス・在宅ケア研究会は、がんや在宅ケアなど今日的な医療や福祉の諸問題について専門家と市民が同じ高さの目線で考えるために1992年に設立されました。痛みや不快な症状の除かれた安らかな「ホスピスケア」や、十分にサポートされた豊かな「在宅ケア」は私たちの願いです。
 この研究会は特定の思想・信条・権威にかたよらず、集う人々の多様で自由な発想に基づいて運営されます。また設立翌年から年に1度開催されている全国大会ではここに掲げた理念を実践し、患者・家族・市民・医療者が同じテーブルにつき、お互いの思いを語り合い、考えを大切にしています。

 

大阪大会でめざすもの

 折しも大阪で全国大会が開催される2001年は21世紀の始まりとなる区切りの年であります。しかも国民的課題ともいえる介護保険の施行から1年が経過するときでもあり、この制度の課題や問題点が噴出するのは必至です。その上、近年急速に高まりつつあるホスピス・緩和ケアへの関心とそのありかた、カルテ開示やインフォームドコンセントなどの情報公開の下における患者と医療者の関わりかた、患者・家族・遺族のケア、さらには肉体にとどまらず心のケアをどうするかなど多くの議論がかわされることでしょう。
 このような時期に、全国大会を大阪の地で開催することには強い責任を感じるとともに、大きな誇りでもあります。また、大阪を中心とする関西地方には独自の歴史や文化が数多くあります。その特徴を生かした大阪らしい大会にしたいと考えております。
 この力の結集を一度限りに終わらせないためにも、2001年大阪大会を作り上げた人々を中心に立場の違いを越えて手を携え、今後ますます複雑多様化するであろう社会環境に向かい、助け合い、支え合うネットワークを構築、拡大、進化させていただきたいと思っています。
 そのためにも、患者、家族、医療・福祉従事者、教育者、宗教家、関連分野の研究者などさまざまな方々の参加を心から希望いたします。