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新着情報 : 第27回全国大会in福井部会等企画のご案内
投稿者 : jimukyoku 投稿日時: 2020-08-24 15:33:31 (174 ヒット)

日本ホスピス在宅ケア研究会福井大会
9月20日(日)
認知症ケア部会     9:30-11:00
もの忘れ。それは本当に認知症?
名古屋フォレストクリニック院長 河野和彦
 アロイス・アルツハイマーという病理学の先生が、アルツハイマー型認知症(ATD)を発表したとき(1906年)は、だいたい50歳寿命の時代でした。第一号の患者さんは発病46歳でしたし、アルツハイマー先生も51歳で亡くなっています。当時は梅毒や脳梗塞で認知症になる人が多かったようです。
 ATDは明らかに老化とともにかかりやすくなる病気ですから高齢化時代で増えるわけで、いまや認知症の55%を占めます。ATDは、医師によって治療成績が大きく差が出るものではありませんが、他の疾患は医師を選ばないと治療成績に差が出ます。
抗認知症薬というのは、ATDにしか認可されていないため(ドネペジルのみレビー小体型にも認可)、この2疾患以外の知識は学会があまり広報しない為プライマリケア医に行き渡りにくいです。その中にはピック病や変性疾患があります。
 今回、放置してもあまり心配がいらない認知症(高齢者タウオパチー)、完治できる認知症(側頭葉てんかん)、認知症ではないのにすごく記憶がわるい病気(大人の発達障害、側頭葉てんかん)についても、誤診されやすいのでしっかり勉強いたしましょう。

スピリチュアルケア部会    11:30-13:00
「こんな時だから!自由な懇談会」
 福井大会がオンラインで開催できることになりました。これをポジティヴに受け止めて、スピリチュアルケア部会ではこの時代を生きるひとり一人の喜怒哀楽や学びなどを安全に対話できる機会にしようと思いました。最近のあなたの想いお好みの飲み物やお菓子などをもってお気軽にご参加ください。

ホスピスボランティア企画    13:30-15:00
「ボランティア集まれ」

被災者支援事業企画     15:30-17:00
With コロナ時代の複合災害における支援のあり方を考える
        −豪雨災害の現場から被害の現状と支援のあり方の変遷について−  
withコロナ時代における複合災害の実際。分散避難の結果、どのような支援活動が求められるのか。
熊本南部を襲った豪雨災害時の支援活動を中心に、地域に合わせた被災者支援のあり方、現地の受援力とネットワーク構築について報告する。その上で、ともに生きていくための意見交換を行いたい。

9月21日(祝)
コミュニティケア部会    9:30-11:00
おまかせうんチッチの地域包括的排便ケアシステムのイノベーション
便育×健康づくり×コミュニティケア
演者 榊原千秋 うんこ文化センターおまかせうんチッチ代表 
司会 藤田敦子、矢津 剛
おまかせうんチッチは、うんちとおしっこのチッコをあわせた造語で、0歳から100歳以上までのすべての人が、病気や障がいがあっても「気持ちよく排泄できる」ことを目指した活動の総称です。特に「気持ちよく排便できる」ことは、食べること、寝ることとリラクゼーション、運動すること、こころの健康、お薬など、生活習慣や健康づくりとコミットしています。
排泄障害のある方の課題を解決するには、コミュニティで、共通ツールを作成、専門人材の育成、ネットワークの構築等、ソーシャルイノベーションが求められます。おまかせうんチッチでは、2015年から、排便ケアを基軸としたコミュニティケアの実践者として全国で「POOマスター」を養成しています。
現状の排便ケアは、便を出すことに一生懸命で、「気持ちよく出す」ことには注目していない実態が明らかで、今、「気持ちよく出すケア」は、排泄文化のムーブメントとなっています。
「気持ちよく出すケア」の実践のためには、適切な情報収集とアセスメント、そして適切なケア方法の選択と評価までのプロセスが重要です。そして何より大切にしていることが、「その排泄は誰のもの?」という視点です。介護や医療の現場には「?3日で下剤」、「便出し日が決まっていて摘便や浣腸を行う」といったルーチンケアがあり、「排便管理」や「排便コントロール」という言語で、便を出すことの主体が本人から看護師などの専門職にスイッチが変わっている現実があります。
「とことん当事者」「人として出会う」「自分ごととして考える」ことを大切に「気持ちよく出す」主体は誰であるかを考えるところから、セルフケアとしての「便育」「健康づくり」からはじまる「コミュニティケア」を語り合いたいと思います。

市民部会   11:30-13:00
「私のためのACP?語り合う人生会議?」
医療現場で展開されるACPについては今大会をはじめ地域での専門職の集まりや各医療機関、職能団体等で様々に議論されています。しかしながら当事者であるいわゆる患者サイドでのACPについての成熟度はまだまだこれからの感があり、個々の市民が学びを得るにはあまりにも環境が整っていません。しかしながら、自分の人生を考えるのに人任せ、成り行き任せで良いはずはなく、家庭内や地域での「人生会議」を展開して、それぞれが自分の人生を語り合う機会を持ちたいものです。人生の最終段階における医療・ケアの決定を求められて、何が何だかよくわからずに決定を強いられることの無いように「私のためのACP ?語り合う人生会議―」と題して企画しました。
 市民部会は全国大会であるとかち大会、山梨大会でACPを取り上げました。引き続いての福井大会では、数名の話題提供者からの話を聞いて、指定発言者を交えてのディスカッションを展開します。時間が許せば参加者からのご質問やご意見を受けたいと思います。
 皆様ふるってご参加ください。



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